2008年10月12日日曜日

馬鹿馬鹿しい二重国籍禁止撤廃法案

 うちの坊も娘も二重国籍者だ。
 あと何年かしたら,日本人になるか米国人になるか自分で判断しなくてはならない。
 もしかしたら我々夫婦だって米国籍をとるかもしれない。
 だから,この二重国籍の禁止というルールが撤廃されることは我々にとって喜ばしいことだ。

 だけど,ノーベル賞受賞者の一人がたまたま日系人だったということで,それでこのルールを撤廃しよう,というのはあまりにバカバカしい。

 国籍保有を認めたからといって,南部氏のような頭の良い人が日本に帰ってくるというわけではない。
 要するに,

 『日本人がノーベル賞を受賞しました~』  『日本人はこんなにアタマいいんです~』

 と言って日本を自慢したいだけなのではないか。

 南部先生や下村先生がノーベル賞をとったから,そしてたまたま彼らが日本出身だったからというそれだけのことで,それを国家のプライドにしたいというのミエミエなのが,実にイナカ者くさくてどうもいやだ。 

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 ノーベル賞余波 二重国籍禁止を撤廃 自民法務部会 国籍法改正検討
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000070-san-pol 

 

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