渋谷から,麻生首相の自宅を見学に行こうとした人たちが,なんの前触れもなく突然逮捕され,警察に連行されるという事件があったらしい。
逮捕の瞬間の映像を観てみると,実に面白い。
いろいろ閲覧してみるに,このツアーの企画者は事前に警察と打ち合わせまでしているようだ。 それなのに警察は突然に完全武装集団としてやって来た。 そして,最初に暴力をふるったのは,どうみても警察の方だ。 で,一方的に, 「公妨だぞ,公妨」 などと叫んでいる。
現場には各局の報道員もいたらしいが,あちこちの記事を見ると警察発表を鵜呑みにした簡潔な記事ばかりだ。 何かがおかしい事件だ。
警察の発表やマスコミ報道が変だな,偏ってるな,と感じることは時々あるけれど,これほどあからさまにデッチアゲや偏向報道が表沙汰になってしまうというのは珍しいんじゃなかろうか。
情報化社会というのは恐ろしい。 ウソをあばいたりデッチアゲを糾弾したりして真実を人々に知らしめるのは良い事なのかもしれないけれど,その反 面,人々は社会というものに不信感を抱くようになってしまうのではなかろうか。 “事実” や “真実” と名のつくいろんな情報が撒き散らされることに よって,ずっと一つにまとまっていた人間の社会がかえってバラバラになってしまうのではないか,と懸念する。
<麻生首相>「マンガ、アニメは世界を席巻」とサブカル絶賛 「秋葉原演説はお礼」 初の街頭演説
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081026-00000010-maiall-pol
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