2008年11月5日水曜日

辰吉氏の新しい生きがいは?

 子供から一番のお気に入りの玩具を取り上げるようで,ちょっと辰吉氏が可愛そうだけど,JBCのとった決断は正しいものだと思う。 辰吉氏も眼に 爆弾を抱えているし,全盛期にもずいぶんパンチをもらった方だ。 ちょっとロレツが回っていないあたりをみると,パンチドランカー症状も深刻なのではなか ろうか。

 辰吉 タイでの試合不可能なら引退も
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081103-00000082-sph-spo

 ただ,辰吉氏にとってはボクシングだけが唯一の生きがいなのだろうし,やるからには生涯現役でいたいのだと思う。
 でも,ひとつの競技に没頭した人というのはべつに辰吉氏に限らず他にいくらでもいる。 そういう一流選手なら誰もが直面する折り返し点に,辰吉氏も到達してしまったということなのではなかろうか。
 新しい生きがいをみつけなくてはならない時期が来たんではないかと思う。 たとえば息子の寿希也氏の育成に専念するとか。 チャベス氏みたいに。
 自分が見出した宝物を後続に伝えるというのは,宝物を掘り出すこと以上にやりがいのある作業だと思う。

 

 他の時事ニュース  

ムラ国家・日本

 この国では,偉くなると,ひとつの型にはまった考え,あるいはみんなで申し合わせたような意見しか表明できないものらしい。 田母神氏の論文云々などよりも,そっちの方がよっぽど奇形だと思う。
  歴史に関して正しい認識,正しくない認識,などと決めつけることすら,アメリカとかが掲げる 『正義』 と同様に笑止千万極まり無く感じる。 まして,異 論を唱える人に対して誰も正面から面と向かって議論しようともせず,ひきつったような顔をして変なふうに周囲から圧迫して封じ込めてしまう点など,民主国 家としてあるまじきことだと思う。

 敗戦まで天皇という超越した存在を掲げていたのを,戦後の日本は単に 『戦争責任』 という言葉にすり替えただけなんじゃなかろう か,と思ってしまう。 そして,それをGHQの所為にしたがる人が多いけど,私はそれは違うと思う。 日本人が自分でそうしてるんだと思う。 何かよくわ からないあやふやな存在ないし言葉を絶対的なものに掲げ,そのことについて議論することすらタブーみたいなものにしたがるという性質は,日本人の特質なん じゃないだろうかと思ったりする。 そして,そういう社会の性格は,山岳信仰や巨石信仰をしていた時代と本質的にあまり違わないんじゃなかという気がす る。

 <航空幕僚長>民主、攻勢強める 給油延長法案成立不透明に
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081101-00000074-mai-pol

 それにしても,いつから日本はこんなに中国や韓国の機嫌をとりたがるようになったんだろう。
 日本の政府は,外見的には中国や韓国の逆鱗 に触れまい,触れまいと,ビクビクしているふうに振舞いながらも,心の中では両国を明らかに見下しているようなところがある。 こういう表裏のある政府を 一個人に例えたとしたら,すごく嫌な奴だ。 外国人が日本を見たとき,日本国民よりも日本政府の方に当然目が向くだろう。 例えば中国人や韓国人が反日感 情を抱くのは,べつに反日教育をしているからというだけでなく,むしろ日本政府の腹黒さに対するごく自然な嫌悪感の方がずっと大きいのではないかと思う。

 他の時事ニュース群

我が国にそんな約束事があったとは知らなかった

 航空自衛隊だかの偉い人が,事前に申し合わせをせずに論文を発表したことが問題になっている。
 どうも,以前に村山総理だかが表明したことに反する内容の論文らしい。
 朝鮮や中国大陸への侵攻を正当化したものだとか。

 論文の内容がどうあれ,私は日本という国において人間が論理的に正しいと思ったことを独自に発表したりすることが公的に禁じられているとは,知らなかった。 侵略国家云々に関しての議論はここではするつもりはないが,太平洋戦争や日中事変で日本の方が悪だった,ということが我が国の政治的原則であり,対外政策や国防における前提規約みたいにいつの間にかなっていたことも,恥かしながら私は知らなかった。

 私は,どちらが正論か,ということが言いたいのではない。 日本の中枢がそんな暗黙の了解みたいなあやふやなものを絶対的な真実であるかのように掲げており,その点に疑問をもつ人が現れても誰も論破すらできないのか,あるいはあえて議論しようとしないのか,まるで臭いものにフタでもするように封じ込めてしまう。 まして国家の要職に就く人は,それに関して議論することすら禁じられている。 これは民主国家としてあるまじきことだと思う。

 日本という国は,結局本当の意味での民主国家にはなれなかったんじゃなかろうか。 
 戦後の日本というのは,敗戦まで絶対的だった天皇という存在を,単に 『深い反省』 だとかいう言葉にすり替えただけなんじゃなかろうか,と思ってしまう。

 時事

 航空幕僚長を更迭…論文で「わが国が侵略国家は濡れ衣」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000049-yom-pol

マケイン氏の失言

 問題発言や失言は日本の政治家に多いが,マケイン氏の発言にも大いにツッコミどころがある。

 

 


老婦人 「オバマは信じられないわ。 だって・・・ 彼はアラブ系だというし・・・」

マケイン氏 「いやいや,それは違います。 彼は家族を愛する,ちゃんとした市民です。 彼と私とはたまたま根本的なところで意見を異にしているというだけですから,それは違います」

 この映像はマケイン氏を支持する人たちの知的水準を如実にあらわしている。 オバマ氏がイスラム系だとかいうデマを真に受けて信じている人たちが実在するのだ。

 また,マケイン氏の発言をよく聞くと,彼自身もアラブ系の人々に対してネガティブな偏見を抱いていることが容易に読み取れる。
 彼が言った言葉をそのまま解釈すれば, 『アラブ系の人は家族をないがしろにする人であり,ちゃんとした市民ではない』 というふうに受け取れるからだ。 これは問題発言だ。
 まあ,これは意地悪な解釈であって,実際のところは,あまりに低レベルな発言に直面してマケイン氏も動揺してしまった,と考える方が正しいと思う。 だけど,ほんのわずかでも人種的偏見のにおいがする発言をすると,それはしこりになって残るものだ。

 私の周囲には共和党を支持する人が全くいないせいか,マケイン氏がオバマ氏と接戦しているという感じがちっともしなかった。 だけど,ついこないだ坊にせがまれて “Chuck E. Cheese” というゲームセンターとファストフードが合併したようなレストランに行って,その客層を見て,初めて実感した。 なるほど前回ブッシュ氏を当選させたのは,こういう人たちがいるからなんだな,と思った。

 

 海外ニュース


 

あからさまに不当な公務執行と偏向報道

 渋谷から,麻生首相の自宅を見学に行こうとした人たちが,なんの前触れもなく突然逮捕され,警察に連行されるという事件があったらしい。

 

 すごい生き方 ブログ

 不当に逮捕された三人を援護するブログ

 逮捕の瞬間の映像を観てみると,実に面白い。

 いろいろ閲覧してみるに,このツアーの企画者は事前に警察と打ち合わせまでしているようだ。 それなのに警察は突然に完全武装集団としてやって来た。 そして,最初に暴力をふるったのは,どうみても警察の方だ。 で,一方的に, 「公妨だぞ,公妨」 などと叫んでいる。
 現場には各局の報道員もいたらしいが,あちこちの記事を見ると警察発表を鵜呑みにした簡潔な記事ばかりだ。 何かがおかしい事件だ。

 警察の発表やマスコミ報道が変だな,偏ってるな,と感じることは時々あるけれど,これほどあからさまにデッチアゲや偏向報道が表沙汰になってしまうというのは珍しいんじゃなかろうか。 

 情報化社会というのは恐ろしい。 ウソをあばいたりデッチアゲを糾弾したりして真実を人々に知らしめるのは良い事なのかもしれないけれど,その反 面,人々は社会というものに不信感を抱くようになってしまうのではなかろうか。 “事実” や “真実” と名のつくいろんな情報が撒き散らされることに よって,ずっと一つにまとまっていた人間の社会がかえってバラバラになってしまうのではないか,と懸念する。

 時事


 <麻生首相>「マンガ、アニメは世界を席巻」とサブカル絶賛 「秋葉原演説はお礼」 初の街頭演説
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081026-00000010-maiall-pol

野村監督の生き方

 ずっと前の日本のオールスター戦で,打者松井のところで,イチローがピッチャーとして登板という場面があった。
 あのときのパの仰木監督の采配には賛否両論だろうけど,あれほどファンの心を躍らせた采配はないし,単純に松井とイチローの投打対決というのを観たいと思った。 どっちが勝っても拍手喝采の名場面だと思った。

 ところが,セの野村監督は,なんと松井を高津に代えてしまった。
 ファンの期待よりも,選手のプライドの方を大事にしたわけだ。

 いくら遊びとはいえ,松井選手には大きなプレッシャーがかかっただろう。 それが野村采配によって救済された。 よく野村監督は, 『今の選手は甘ったれだ』 などと放言したりするけれど,選手を甘やかしているのは野村監督自身じゃないか,と私は思った。 松井選手の強打者としてのプライドは,松井選手自身が “プロとして” 克服すべき問題であって,周囲が守ってやるもんじゃないだろう。 

 ファンにしてみれば,選手や監督のプライドなどはどうでもよく,単純に興味あるものが観たい。 まして,イチローがいて松坂がいてダルビッシュがいて,まさに日本野球史上最強チームにならんとしている来年のWBCにおいては,やはり名実ともに実力ナンバー1の監督に就任して欲しかった。
  当初は野村氏は自分が監督をやりたそうにしてたように思えたし,当然そうなのだろうと思っていた。 だけど出来レースだの,なんだの,と陰口を叩いた挙句 に,結局自分からは一歩も足を踏み出された形跡は無かった。 野村氏が 「何が何でもオレがやりたい」 と言ったら,周囲はそれに反対できるか? いや, できない。 自分から 「オレがやりたい」 などとは言えないタイプなんだろう。 ちょっと,ふがいなさを感じてしまった。 野村氏は 『自分よりも適任 者がいる』 などと本気で思っていたのだろうか。 まさか。

 今回もイチロー選手なら必ず出てくれる,と思っていた。 そしたらやっぱり実に心強いコメントとともに出場の意思表明をされた。 さすがイチロー,我等が英雄。
 原辰徳氏も是非このチャンスをものにして,球界史に残る名監督になってもらいたい。

 ランキング

 <WBC>イチローの出場意思、電話で確認…王特別顧問
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000098-mai-base
 

柔道の石井は強いのか

 北京五輪柔道の金メダリストの石井慧選手が,総合格闘技に参入するようだ。
 さて,彼はどれだけ強いのだろうか。

 輝かしい実績と,それを裏付ける練習量からして,この石井選手はかなり強いのだろうということは容易に想像がつく。 ただ,彼のきょろきょろとした目の動きや,目上の者に対する服従心の強さからして,実は意外と小心者なのではないかという気がしてしまう。
  世間を賑わした様々な発言は面白いが,それは裏を返せば彼の内面がまだまだコドモであるということだ。 文字通り豪傑なのだから,いくらでも豪傑ぶって結 構なのだけど,見かけ程には図太いタイプでもなく,中身の詰まったタイプでもなさそうである。 その点ちょっと小川直也氏に似たところがある。 だけど石 井選手には小川氏には無かったのびのびとした明るさがあるし,人をひきつける魅力がある。 これからも注目される存在であり続けることは間違いない。

 意地悪なことを言えば,本当の強さを追い求めたいというより,スターになりたいがために総合へ転向したようにも思えなくもない。 強ければ,べつ に動機なんてどうでもいいのだが,できれば途中でプロレスなんぞに転向したりせずに本当の強さを追い求めて上を目指してほしい。

 これまでは育てられて大きくなった選手だが,これからは自分で育たなくてはならない。
 とりあえず,精神面でどれだけ成長できるかが,当面の課題じゃなかろうか。
 ぜひ応援したい。

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 石井決断!Dynamite!!でリングデビュー
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000030-spn-spo