日本で子供の理科離れが言われるようになって久しいが,アメリカも世界の平均以下だったらしい。
US teens lag behind in science and math
http://news.yahoo.com/s/ap/20071204/ap_on_go_ot/math_science_scores_2
アメリカでは理科に興味をもたせようと,いろんな子供向けの科学博物館やら,理科教育プログラムがある。 坊も,こないだ “Mad Science” とかいう放課後の理科教育クラスみたいなのに参加したが,有料だっただけあって結構面白かったらしい。
おそらく日本も状況は似たような感じだろうと想像している。 理科教育に関してハードもソフトも整っているのに,どういうわけか子供の興味がついてこない。
子供が面白かろう,としてオトナがいろんな教育的アトラクションを考えるし,子供も一時的に一応は興味をもって面白がったりするのだけど,長い眼でみると興味を失ってゆくような感じだ。
私は子供の頃,NHKの 『ウルトラ・アイ』 だとか, 『レンズはさぐる』 だとかいう科学番組は好きだったし,『野性の王国』 とかいう動物モノも好きだった。 それらにくらべると当時学校で習ってた理科の授業の,なんとつまらなかったことか。 それでも今の子たちより理科は出来は良かったらしい。
たぶん,今の方が 『子供が興味をもつように理科を面白く感じさせよう』 という姿勢は強いようだし,学校とかもいろんな機会を子供に与えようとしているんだと思う。 それでも出来が悪いということは,結局あんまり役に立っていないということか,あるいは教えるのが下手なのか。
そもそも,『興味を持たせよう』 などという姿勢がなんだかあまりにも見え透いていて,子供はシラケてしまうのかもしれない。
『理科に関心」最下位 数学的活用力も低下
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071204-00000082-mai-soci
大人が, 『もっと子供の興味をひきつけるような授業をしよう』 なんて押しつけがましい事をアタマで考えるだけ無駄なんじゃなかろうか。
4 週間前
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